ディスカバリーとはどんな車?どこの国のメーカー・名前の由来

英国の田園の道に停まる大型SUV

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街で見かけた大きなSUVのエンブレムに「DISCOVERY」とあって、『これ、どこの車なんだろう?』と気になった方も多いはずです。

結論から言うと、ディスカバリーはイギリスのランドローバーが作る、3列シート7人乗りのSUVです。弟分にあたる5人乗り中心の「ディスカバリースポーツ」もあります。

この記事を読むと、メーカーの国、名前の意味、歴代の流れ、2車種の違いが一度に分かります。

目次

ディスカバリーとはどんな車?ひと言でいうと

ランドローバー ディスカバリー(本体)は、家族全員と荷物を載せて、未舗装路や雪道にも出かけられる大型SUVです。

現行は5代目で、開発コードはL462。日本では2017年に発売されています。

先に結論
  • ディスカバリーはイギリスのランドローバーのSUV
  • 本体は3列シート7人乗りの大型、スポーツは5人乗りが基本のコンパクト
  • 現行の本体はディーゼルのD350だけ。価格は1,033万円から(2026年10月時点)

『ランドローバーって、レンジローバーと何が違うの?』と思いますよね。

ランドローバーは会社名に近いブランドで、その中にレンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリーという3つの「ファミリー」があります。ディスカバリーはその中で、いちばん「家族で使う道具」に寄せた立ち位置なんです。

項目ディスカバリー(本体・現行5代目)ディスカバリースポーツ(現行)
開発コードL462L550
乗車定員7名(3列シート)5名(3列目パック装着で7名・P300eは不可)
全長×全幅×全高4,985×2,000×1,895mm4,610×1,905×1,725mm
パワートレインD350(3.0L直6ディーゼル)D200・P250・P300e
価格(税込)10,330,000円〜7,240,000円〜

数値はランドローバー日本公式サイトと大手自動車メディア掲載の日本仕様値です(2026年10月時点)。2車種は名前が似ていますが、サイズも価格もまったく別の車だと考えておきましょう。

ディスカバリーが向いているのはどんな人?

ここまで読んで、『自分に合う車なのかな』と思った方もいるはずです。

ディスカバリー(本体)が合いやすい人
  • 家族や友人と、7人で出かける機会がある
  • キャンプやスキーなど、荷物の多い遠出が多い
  • 雪道や砂利道など、舗装されていない道も走る
  • 全幅2,000mmの車を置ける駐車場がある

逆に、5人までしか乗らない、狭い道が多いという方は、ディスカバリースポーツのほうが扱いやすいかもしれません。

例えば、こんな会話になることもあります。

「7人乗りって、年に何回使う?」
「お盆と正月くらいかな」

使う回数が少ないなら、本体とスポーツの両方を見比べてから決めても遅くありません。

ランドローバー ディスカバリーはどこの国のメーカー?

答えはイギリスです。

ランドローバーは、JLR(ジャガー・ランドローバー)という会社のブランドです。いまのJLRは、RANGE ROVER、DEFENDER、DISCOVERY、JAGUARの4つを「House of Brands」として並べる体制をとっています。

『じゃあ、ディスカバリースポーツの生産国もイギリス?』という疑問も出てきますよね。

ブランドの国はイギリスで同じです。ただ、どこの工場で組み立てたかは年式や仕様で変わることがあり、この記事では断定しません。気になる方は、販売店で車台番号から確かめてもらうのが確実です。

日本仕様の共通点
  • ハンドルは右ハンドル
  • 駆動方式は全車AWD(4WD)
  • トランスミッションはAT。MTと2WDは現行に設定なし

例えばこんな場面で役に立ちます。

「左ハンドルしかないんでしょ?」と家族に聞かれた時も、「日本で売っている現行は右ハンドルだよ」と答えられます。

「ディスカバリー」という名前の由来は?

英語の「discovery」は「発見」という意味です。

道の先にあるものを見つけにいく、そんなイメージと重なる名前ですよね。ただ、メーカーがこの名前を付けた理由を公式にどう説明しているかは、この記事では断定しません。

もう一つ、名前にまつわる話があります。

現行の新グレード「TEMPEST(テンペスト)」は、2代目ディスカバリーの開発コード名が由来です。2026年7月2日に受注が始まった2027年モデルで登場しました。

名前まわりで混同しやすいもの
  • ディスカバリー(本体)とディスカバリースポーツは別の車種
  • 「ディスカバリー5」「ディスカバリー4」は世代番号の通称
  • TEMPESTはグレード名で、2代目の開発コード名から来ている
  • LANDMARK は本体では40台限定の特別仕様車、スポーツでは通常グレードの名前

最後のLANDMARKは特にややこしいところです。

本体の「LANDMARK EDITION」は12,700,000円の限定車、スポーツの「LANDMARK」はP250で8,230,000円からの通常グレードです。同じ言葉でも中身が違うので、見積書ではどちらの車種かも見ておきましょう。

ディスカバリーの歴史をざっくり知りたい

実は、ディスカバリーの歴史は30年以上あります。

細かい年式の見分け方はディスカバリーの歴代モデル一覧にまとめているので、ここでは大きな流れだけ見ておきますね。

世代時期ひと言で
初代1989年デビュー(日本は1991年から正規販売とされる)丸目ヘッドライト。V8ガソリンのV8iや2.5L Tdiディーゼル
2代目(Series II)1998年〜開発コードがTEMPEST
3代目(ディスカバリー3)2004〜2009年開発コードL319。エアサスとテレインレスポンスを採用
4代目(ディスカバリー4)2009年〜2016年頃L319の大幅改良版
5代目(現行)2016年発表・日本は2017年発売開発コードL462。アルミモノコックで丸みのある形に

初代は、国際オフロード競技キャメルトロフィーの公式車両として知られています。

もう一つ面白いのが、ホンダとの関係です。

1990年代のホンダ「クロスロード」(初代)は、初代ディスカバリーのOEMでした。つまり中身はディスカバリーで、ホンダの名前で売られていたんです。

ディスカバリーの歴代5世代の流れを示した図解

5代目は2020年に大きく改良され、3.0L直6ディーゼルと48Vマイルドハイブリッド、11.4インチのPivi Proが入りました。いまのD350はこの流れの上にあります。

これからのモデルチェンジが気になる方はディスカバリーの新型・フルモデルチェンジはいつ?もあわせてどうぞ。

ディスカバリースポーツとはどう違う?

ここが、名前で一番迷うところですよね。

ディスカバリースポーツは、2014年に世界初公開されたコンパクトなSUVです。フリーランダー2の後継で、開発コードはL550。日本には2015年に入ってきました。

ディスカバリー(本体)
  • 3列シート7人乗りが標準
  • 3.0L直6ディーゼルD350のみ
  • 全幅2,000mmの大型
  • 自動車税は年50,000円
ディスカバリースポーツ
  • 5人乗りが基本、3列目パックで7人乗り
  • D200・P250・P300e(PHEV)から選べる
  • 全幅1,905mmのコンパクト
  • 自動車税は年36,000円(P300eは年30,500円)

左右の数値は、それぞれの車種の2026年10月時点の公式値と、2019年10月以降登録の自動車税種別割です。

ディスカバリースポーツは今も初代のまま1世代です。2019年11月の大幅改良で中身が大きく変わったので、「2代目」と呼ばれることもありますが、正しくは「2019年改良前/後」と分けて考えます。

よくある勘違い

ディスカバリースポーツの7人乗りは、3列目パック装着車だけです。さらにPHEVのP300eは7人乗りにできません。「スポーツでも7人乗れる」と思い込んで選ぶと、あとで困ることも。

どちらを選ぶかで迷っている方はディスカバリーとディスカバリースポーツの違いで、サイズ・価格・7人乗りを横並びで比べています。

画像・動画・CMで雰囲気をつかむには?

『写真や動画で、実際の雰囲気を見てみたい』という方もいますよね。

一番確かなのは、ランドローバー日本公式サイトの車種ページです。グレードごとの写真や、色の組み合わせを試せるコンフィギュレーターがあります。

雰囲気をつかむ順番
  1. 公式サイトでディスカバリーかディスカバリースポーツかを選ぶ
  2. 「グレードとスペック」で現行グレードと価格を見る
  3. コンフィギュレーターで色とホイールを変えてみる
  4. 気になったら販売店で実車と試乗を予約する

CMや動画は時期によって流れているものが変わります。動画サイトで探す時は、公開日を見て、いまのモデルかどうかを確かめてみてください。

古い動画では、すでに無いガソリン車や旧グレードが出てくることもあります。現行の本体はD350だけ、という点を覚えておくと混乱しません。

『ネットの百科事典(wiki)に載っている情報は、そのまま信じていい?』と思う方もいますよね。

歴史の流れをつかむには便利です。ただ、価格や装備は更新が追いつかないこともあります。買う前の数字は、公式サイトの「グレードとスペック」と見積書で確かめておきましょう。

情報を見る時のひと言
  • 歴史や世代の流れは、百科事典や自動車メディアで大まかにつかむ
  • 価格・装備・定員は、公式サイトと見積書で確かめる
  • 中古の個体の世代は、車検証の初度登録年月で確かめる
ディスカバリー本体とディスカバリースポーツのサイズと定員の比較図

現行ディスカバリーはいくらで買える?

最後に、いま新車で買う時の価格を見ておきましょう。

車種グレードパワートレイン価格(税込)
ディスカバリー(本体)SD35010,330,000円
ディスカバリー(本体)LANDMARK EDITION(40台限定)D35012,700,000円
ディスカバリー(本体)TEMPESTD35013,300,000円
ディスカバリースポーツDYNAMIC SP2507,240,000円
ディスカバリースポーツDYNAMIC SD2007,740,000円
ディスカバリースポーツMETROPOLITANP300e10,710,000円

ディスカバリーは2027年モデル、ディスカバリースポーツは2026年4月1日改定後の価格です(2026年10月時点・ランドローバー日本公式サイト)。どちらも別途、経済変動加算額176,000円(税込)がかかります。

結論から言うと、本体とスポーツの入り口の価格差は309万円です。

「思ったより高い」と感じた方も、値引きの相場や交渉の順番を知っておくと見え方が変わります。詳しくはディスカバリーの値引き相場と限界額を見てみてください。

中古で古い世代を検討している方は、ディスカバリーの旧車(初代〜4代目)を買う前にで故障や維持の注意点をまとめています。

よくある質問

ランドローバー ディスカバリーはどこの国の車ですか?

イギリスです。ランドローバーはJLR(ジャガー・ランドローバー)のブランドで、ディスカバリーはその中の「DISCOVERY」ファミリーに入ります。

ディスカバリーとディスカバリースポーツは同じ車ですか?

別の車種です。本体は全長4,985mm・7人乗りのD350のみ、スポーツは全長4,610mm・5人乗りが基本で、D200・P250・P300eから選べます(2026年10月時点)。

ホンダが売っていたディスカバリーがあると聞きました。

1990年代のホンダ「クロスロード」(初代)が、初代ディスカバリーのOEMです。ホンダの名前で販売されていました。

TEMPESTというグレード名には意味がありますか?

2代目ディスカバリーの開発コード名が由来です。2027年モデルから本体の上位グレード名として使われています。

ディスカバリースポーツに2代目はありますか?

ありません。2014年発表の初代が今も続いていて、2019年11月に大幅改良を受けています。年式は「2019年改良前/後」で見分けます。

まとめ

この記事の要点
  • ディスカバリーはイギリスのランドローバーが作る3列シート7人乗りSUV
  • 現行の本体は5代目L462で、D350のみ・S 1,033万円〜(2026年10月時点)
  • ディスカバリースポーツは5人乗りが基本の別車種で、P250 724万円〜
  • 初代は丸目でホンダ クロスロードの元、TEMPESTは2代目の開発コード名
  • 歴代の見分け方はピラー記事、購入時は値引きの順番から押さえる
ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム 編集部

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