ディスカバリーとディフェンダーの違い|7人乗りSUVとして選ぶならどっち

丸みのある大型SUVと角張ったオフロードSUVが並んで停まる様子

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家族で乗れるランドローバーを探していて、ディスカバリーとディフェンダーの間で手が止まっていませんか。どちらも大きくて四角くて、3列目も選べると聞くと迷いますよね。

結論から言うと、3列目をふだん使いするならディスカバリー、見た目と悪路の強さに惚れているならディフェンダーです。入り口の価格はディフェンダー110のほうが73万円安い一方、7人乗りが標準なのはディスカバリーのほうなんです。

この記事を読むと、2台の差を数字で比べて、自分の使い方に合うほうを決められます。

目次

ディスカバリーとディフェンダーは何が違う?

ここで比べるのは、現行ディスカバリー(5代目・L462)と、現行ディフェンダー(L663)の110です。どちらもランドローバーのSUVで、日本仕様は右ハンドル・AWD・8速ATです。

まずは数字を横に並べてみます。

項目ディスカバリー(本体)ディフェンダー110
現行モデル5代目(L462)・2027年モデルL663・2027年モデル
新車価格(税込)10,330,000円〜13,300,000円9,600,000円〜14,970,000円(D350)
全長×全幅×全高4,985×2,000×1,895mm4,945×1,995×1,970mm
ホイールベース2,925mm3,020mm
乗車定員7名(3列シート標準)5名・7名(5+2)・6名(2-2-2)
ディーゼルD350(350PS・700Nm)D350(350PS・700Nm)
WLTC燃費11.3km/L10.5km/L
自動車税(年)50,000円50,000円(D350)

価格は2026年10月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)です。どちらも別途、経済変動加算額176,000円(税込)がかかります。ディフェンダーの寸法・燃費はランドローバー公式サイトの値、ディスカバリーは大手自動車メディア掲載の日本仕様値です。

先に結論
  • 3列目に人を乗せる日が多いなら、7人乗りが標準のディスカバリー
  • 5人中心で、見た目と悪路の強さを優先するならディフェンダー110
  • 8人乗りや荷物の多さを求めるなら、ディフェンダー130も候補

『同じディーゼルなら、中身もほとんど同じでは?』と思うかもしれません。

実は、エンジンの数字はほぼ同じでも、車の性格はかなり違います。ディスカバリーは「大人数で長い距離を快適に」、ディフェンダーは「どこへでも行ける道具」という方向で作られているんです。

ディスカバリーとディフェンダー110の価格・サイズ・定員・燃費の比較図

価格はどれくらい違う?グレードを並べて比べる

『ディフェンダーのほうが高いイメージだった』という方も多いはずです。

ところが、入り口の価格だけを見ると、ディフェンダー110 S D350の9,600,000円のほうが、ディスカバリー S D350の10,330,000円より73万円安いんです。

販売店でもこんなやり取りがよくあります。

「ディフェンダーのほうが安いなら、そっちでいいかな」<br>「7人乗りにするなら、3列目の分も足して比べてみましょう」

価格帯ディスカバリー(D350)ディフェンダー110(D350)
入り口S 10,330,000円S 9,600,000円
中間LANDMARK EDITION 12,700,000円(40台限定)X-DYNAMIC SE 10,800,000円/X-DYNAMIC HSE 11,520,000円
上位TEMPEST 13,300,000円X/VERTEX 14,970,000円

ディスカバリーの現行は、SとTEMPESTの2グレードに限定車のLANDMARK EDITIONを足した3つだけです。ディフェンダー110は、同じD350でも5つのグレードから選べます。

ただ、ここが大事なところです。

ディフェンダー110の7人乗り(5+2)は、3列目をオプションで付ける形です。ディスカバリーは最初から3列シートが付いた7人乗りなので、「7人乗れる状態」で比べると差はもっと縮まります。

見積もりで比べる時のポイント
  • ディフェンダー110は7人乗り(5+2)にした時の価格で比べる
  • 2台とも経済変動加算額176,000円(税込)が別にかかる
  • ディスカバリーのグレード差とディフェンダーのグレード差は、装備の中身で比べる

ディフェンダーにはPHEV(110 X-DYNAMIC HSE P300e・12,550,000円)や、V8のOCTA(22,340,000円〜)もあります。ディスカバリーの現行はD350だけなので、パワートレインの選択肢の多さはディフェンダーが上です。

ディスカバリー側のグレードの中身はディスカバリーのグレードの違いで詳しく見られます。

サイズはほぼ同じ?駐車場と取り回し

数字を見ると、全長と全幅はほとんど変わりません。全長はディスカバリーが40mm長く、全幅はディスカバリーが5mm広いだけです。

違いが出るのは高さと小回りです。

寸法ディスカバリー(本体)ディフェンダー110差
全長4,985mm4,945mmディスカバリーが40mm長い
全幅2,000mm1,995mmディスカバリーが5mm広い
全高1,895mm1,970mmディフェンダーが75mm高い
ホイールベース2,925mm3,020mmディフェンダーが95mm長い
最小回転半径約6.4m(価格.com掲載値・要確認)6.1m(公式)ディフェンダーが小さい

『背が高いディフェンダーのほうが、小回りも苦手そう』と思いますよね。

実は、公式の最小回転半径はディフェンダー110が6.1mです。ディスカバリーの約6.4mは公式で確かめきれていない値なので、販売店の試乗で切り返しの感覚を比べておきましょう。

駐車場で困るところは同じ
  • 2台とも全幅は約2m。全幅1,850mm制限の機械式駐車場には入らない
  • 全高もディスカバリー1,895mm、ディフェンダー1,970mmで、全高1,550mm制限は大きく超える
  • ディフェンダーは背面にスペアタイヤを背負うので、後ろの壁との距離にも気をつけたい

全幅2,000mmで実際に困る場面はディスカバリーは駐車場・洗車機に入る?にまとめています。

7人乗りとして使いやすいのはどっち?

ここが2台の一番大きな違いです!

ディスカバリーは「3列シートの7人乗り」が基本の車です。ディフェンダー110は5人乗りが基本で、7人乗り(5+2)は3列目を追加する形になります。

ディスカバリーの7人乗り
  • 全グレードが3列シートの7名
  • TEMPESTは3列目シートヒーター付き
  • 限定車LANDMARK EDITIONは電動3列目シート
ディフェンダー110の7人乗り
  • 3列目はオプションの5+2
  • 公式の荷室は3列目の後ろでドライ160L(欧州値)
  • 2027年モデルで6人乗り(2-2-2)が新設定

例えばこんな場面です。

「週末は祖父母も乗せて6人で出かける」という家庭なら、3列目を毎週使います。それなら、最初から3列目が前提で作られたディスカバリーのほうが話が早いんです!

逆に「3列目は年に数回、子どもの友達を乗せる時だけ」なら、ディフェンダー110の5+2でも足ります。ふだんは5人乗りとして広く使えるのも利点です。

『大人7人がゆったり乗れるのは、どっち?』という疑問も出てきますよね。

正直なところ、どちらも3列目は2列目より狭くなります。長距離で大人を3列目に乗せるなら、販売店で実際に座って膝と頭の余裕を確かめてみてください。

ディスカバリーの3列目の座り心地はディスカバリーの3列目シートと7人乗りの実際で詳しく見られます。

8人乗りが欲しいならディフェンダー130

人数がもっと多いなら、ディフェンダー130も候補に入ります。全長5,275mmで、公式では5人・7人・8人の設定があります。

ただし価格は130 Xで16,500,000円、130 OUTBOUND(5人乗り)で13,280,000円です。グレードごとの定員は販売店で確かめておきましょう。

7人乗りとして見たディスカバリーとディフェンダーの違い

燃費・維持費と走りの違いは?

エンジンは2台とも3.0L直6ディーゼルのD350で、出力は350PS・トルク700Nmと同じです。どちらも48Vのマイルドハイブリッドが付いています。

違いは燃費の数字に出ます。

項目ディスカバリー D350ディフェンダー110 D350
WLTC燃費11.3km/L10.5km/L
燃料軽油軽油
自動車税(年)50,000円50,000円
AdBlue(尿素水)補充が必要補充の要否と時期は取扱説明書で確認

ディスカバリーのほうがWLTCで0.8km/L良い数字です。ディフェンダー90 D350なら11.0km/Lで、差は0.3km/Lまで縮まります。

『0.8km/Lの差って、年間でいくらになるの?』と気になりますよね。

例えば年間1万km走るとすると、WLTC値どおりなら軽油はディスカバリーで約885L、ディフェンダー110で約952Lです。差は約67Lなので、軽油の単価をかければ年間の差が出せます。

実燃費はカタログ値より下がる

WLTC値は試験上の数字です。街乗り中心だと、どちらも下がりやすくなります。ディスカバリーの実燃費の目安はディスカバリーの実燃費で見られます。

自動車税は2台とも年50,000円で同じです。重量税は車両重量の区分で決まるので、見積書で金額を確かめておきましょう。

悪路の強さはディフェンダーが上

ここは性格の違いがはっきり出るところです。

ディフェンダーは、ツインスピードトランスファー(ハイ&ローレンジ)が全車標準です。公式の最大渡河水深は110のエアサス車で900mm、最低地上高はオフロード車高で293mm(エアサス・公式)と、数字が公表されています。

ディスカバリーにもテレインレスポンスなどの悪路向けの装備はあります。ただ、現行グレードごとのエアサスやローレンジの設定、渡河水深の数字は、公式で確かめきれていません。

ディフェンダーが強いところ
  • ローレンジが全車標準と公式に明記
  • 渡河水深・最低地上高の公式値が出ている
  • 13.1インチのタッチスクリーン(2026年モデルから)
ディフェンダーで気になるところ
  • 全高1,970mmで背が高い
  • 背面スペアで後方の視界と荷室の開け方に慣れがいる
  • WLTC燃費はディスカバリーより低い

「キャンプ場の未舗装路を走るくらい」なら、どちらでも困る場面は少ないはずです。川を渡るような本格的な悪路まで考えるなら、公式値で裏付けがあるディフェンダーのほうが安心できます。

ディスカバリーの走破性についてはディスカバリーの走破性で詳しく書いています。

結局どっちを選ぶ?タイプ別の答え

ここまでの話を、使い方別にまとめます。

こんな人向いているのは理由
3列目を毎週使うディスカバリー7人乗りが標準・3列目前提の作り
5人中心で見た目重視ディフェンダー110入り口が9,600,000円で73万円安い
本格的な悪路も走るディフェンダー110ローレンジ標準・渡河900mm(公式)
燃費を少しでも良くディスカバリーWLTC 11.3km/L
8人で乗りたいディフェンダー1308人乗りの設定がある
PHEVで選びたいディフェンダー110 P300eディスカバリーの現行はD350のみ
迷った時の決め方
  1. 3列目に人を乗せる回数を、月に何回か数えてみる
  2. 7人乗りの状態で、2台の見積もりを並べる
  3. 販売店で3列目に実際に座り、乗り降りのしやすさを比べる
  4. 駐車場の幅と高さの制限を確かめる

見積もりを並べる時は、同じ時期に2台分を取ると比べやすくなります。

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの交渉の順番はディスカバリーの値引き相場と限界額で詳しく書いています。他のライバル車との比較はディスカバリーのライバル比較も見てみてください。

よくある質問

ディスカバリーとディフェンダーはどちらが安いですか?

入り口の価格はディフェンダー110 S D350の9,600,000円のほうが、ディスカバリー S D350の10,330,000円より73万円安いです(2026年10月時点・税込)。ただしディフェンダー110の7人乗りは3列目のオプションが必要なので、7人乗り同士で比べてみてください。

エンジンは同じですか?

どちらも3.0L直6ディーゼルのD350で、350PS・700Nmです。WLTC燃費はディスカバリーが11.3km/L、ディフェンダー110が10.5km/Lです。

機械式駐車場に入るのはどちらですか?

どちらも全幅が約2mあり、全幅1,850mm制限の機械式駐車場には入りません。全高もディスカバリー1,895mm、ディフェンダー110が1,970mmです。

自動車税は違いますか?

D350同士なら、どちらも年50,000円です。ディフェンダーのP300eは年36,000円になります。

ディスカバリースポーツとディフェンダーで迷う場合は?

ディスカバリースポーツは全長4,610mmの5人乗りが基本で、価格は7,240,000円からです。サイズも価格も1クラス下になるので、まずはディスカバリー本体との違いから比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 入り口の価格はディフェンダー110 Sが9,600,000円で、ディスカバリー Sより73万円安い
  • 7人乗りが標準なのはディスカバリー。ディフェンダー110は5+2のオプション
  • 全長・全幅はほぼ同じ。全高はディフェンダーが75mm高い
  • WLTC燃費はディスカバリー11.3km/L、ディフェンダー110は10.5km/L
  • 悪路の公式値(ローレンジ・渡河900mm)が出ているのはディフェンダー

ディスカバリーとディスカバリースポーツの違いはディスカバリーとディスカバリースポーツの違いで比べています。

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム 編集部

ディスカバリー/ディスカバリースポーツの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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