ディスカバリーの7人乗りと3列目シートの実際|大人は座れる?

3列目シートが見える大型SUVの車内

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家族が増えて、『3列シートのSUVなら、ディスカバリーが気になる』という方も多いはずです。

結論から言うと、ディスカバリー本体は全車7人乗りで、3列目まで実用的に使える作りです。一方のディスカバリースポーツは5人乗りが基本で、7人乗りはオプション、しかもPHEVのP300eでは選べません。

この記事では、2車種の乗車定員の違いと、3列目の広さ、荷室との両立のしかたを見ていきます。

目次

ディスカバリーは何人乗り?2車種の違い

先に結論

現行ディスカバリー(5代目・L462)はS・TEMPEST・LANDMARK EDITIONのすべてが7人乗り(3列シート)。ディスカバリースポーツ(L550)は5人乗りで、3列目パック(5+2シート)を付けると7人乗りになります。P300eは7人乗りにできません。

同じ「ディスカバリー」でも、ここが一番の違いなんです。2026年10月時点の公式情報で並べるとこうなります。

項目ディスカバリー本体ディスカバリースポーツ
乗車定員7名(全グレード)5名(3列目パック装着で7名)
7人乗りにできないものなしP300e(PHEV)
全長×全幅×全高4,985×2,000×1,895mm4,610×1,905×1,725mm
ホイールベース2,925mm2,740mm
現行の価格帯(税込)10,330,000円〜13,300,000円7,240,000円〜10,710,000円

価格はメーカー希望小売価格で、両車とも別途、経済変動加算額176,000円(税込)がかかります。

全長の差は375mmあります。この長さの差が、そのまま3列目と荷室のゆとりの差になると考えると分かりやすいです。

ディスカバリー本体とスポーツの乗車定員と3列目の違いの図解

ディスカバリー本体の3列目に大人は座れる?

『7人乗りといっても、3列目は子ども用でしょ?』と思う方もいますよね。実はディスカバリー本体は、3列目にも大人が座れる3列SUVとして語られることが多い車です。

ホイールベース2,925mm、全長4,985mmという大きな車体のおかげで、3列目にもそれなりの空間があります。ただ、身長や座る時間によって感じ方は変わります。

3列目に大人を乗せる前に確かめたいこと
  • 乗る人の身長で、頭上と膝まわりに余裕があるか
  • 2列目を前にずらした時、2列目の人が窮屈にならないか
  • 3列目への乗り降りが、乗る人にとって負担にならないか
  • 冬場の3列目の暖かさ(TEMPESTは3列目シートヒーター付き)

例えば、試乗の時にこんな会話をしてみると分かりやすいです。

「3列目に、背の高い夫が座ってみてもいいですか?」
「どうぞ。2列目の位置も一緒に合わせてみましょう」

数字だけでは分からないので、実際に乗る家族で座ってみるのが一番です。2027年モデルのTEMPESTは3列目シートヒーター付きなので、冬に3列目をよく使う家庭には安心材料ですよね。

3列目への乗り降りのしやすさ

3列目で意外と大事なのが、座り心地より乗り降りです。2列目を倒したりずらしたりして、できたすき間から3列目に入る形になります。

ディスカバリー本体は全高1,895mmと背が高いので、かがむ量は少なめです。ただ、小さな子やお年寄りにとっては、ステップの高さが負担になることもあります。

『おじいちゃんおばあちゃんを3列目に乗せても大丈夫かな』と心配なら、2列目に座ってもらい、元気な家族が3列目に回る使い方が現実的です。乗り降りが気になる家庭では、サイドステップを付ける方もいます。

3列目に乗る人向いている使い方
小学生くらいの子ども日常的に使いやすい
中高生・大人中距離までなら試乗で座って判断
お年寄り2列目に座ってもらうのがおすすめ
チャイルドシートが必要な子3列目のISOFIXの有無を取扱説明書で確認

ディスカバリースポーツの7人乗り(5+2)の実際

ディスカバリースポーツの7人乗りは、ふだんは5人で乗り、たまに2人増える時に使う席だと考えておきましょう。3列目は子どもや短い距離の移動に向いた広さです。

スポーツで7人乗りを選ぶ時の注意
  • 3列目パックはオプションなので、新車の見積もりで付けているか確かめる
  • P300e(PHEV)は7人乗りにできない
  • 中古車は「5人乗りか7人乗りか」を車検証の乗車定員で確かめる
  • 3列目を使うと、荷室はかなり狭くなる

『PHEVで燃費も良くて、7人乗れたら最高なのに』と思った方、残念ながらそこは選べません。7人乗りにするなら、D200かP250の選択になります。

パワートレインの選び方はディスカバリースポーツはD200・P250・P300eどれがいい?で比べています。スポーツの3列目をもっと詳しく知りたい方はディスカバリースポーツの7人乗りの実際をどうぞ。

3列目を使うと荷室はどうなる?

7人乗りの車で悩ましいのが、全員乗ると荷物が載らなくなることですよね。ディスカバリー本体もスポーツも、3列目を起こすと荷室は奥行きが短くなります。

荷室容量の数値は、このサイトでは断定していません。シートの使い方ごとの考え方を表にしておきます。

使い方乗れる人数荷室の使い勝手
3列目まで起こす7名買い物袋や小さめのバッグ程度が目安
3列目を倒す5名旅行の荷物やベビーカーも載せやすい
2列目の一部も倒す3〜4名長い荷物も載せやすい

7人で旅行に行く時は、ルーフボックスを使う家庭もあります。ただ、本体は全高1,895mmあるので、ルーフボックスを付けると高さ制限のある駐車場には入りにくくなります。

高さや幅で困る場面はディスカバリーは駐車場・洗車機に入る?で詳しく見ています。荷物の積み方はディスカバリーの荷室の広さも参考になります。

荷物が多い7人旅行のコツ

7人で旅行に行く日は、荷物を減らす工夫がそのまま快適さにつながります。例えばこんな分け方をすると、3列目を起こしたままでも何とか収まりやすくなります。

7人旅行の荷物を減らすコツ
  • 着替えは1人1つの大きなバッグにまとめず、柔らかいバッグに分けてすき間に詰める
  • かさばる物(ベビーカー・クーラーボックス)は、本当に要るかを出発前に決める
  • お土産や買い物の分のスペースを、帰り道用に空けておく
  • 宿に先に送れる荷物は、宅配で送っておく

『結局、荷物が載りきらなくて誰かの足元に置くことになった』という話は、7人乗りの車ではよくあることです。足元に重い物を置くと、急ブレーキの時に危ないこともあります。

ディスカバリースポーツで7人乗る場合は、本体よりさらに荷室が限られます。7人で荷物の多い旅行をよくする家庭なら、本体を選ぶ理由になりますよね。

3列目の倒し方とフルフラットの注意

ディスカバリー本体の3列目は、仕様によっては電動で倒したり起こしたりできます。限定車LANDMARK EDITIONには、電動の3列目インテリジェントシートパックが付いています。

3列目を倒して荷室を広げる流れ(一般的な手順)
  1. 3列目の上にある荷物と、ヘッドレストまわりを片付ける
  2. 電動なら荷室側やPivi Proの画面のスイッチ、手動ならレバーで背もたれを倒す
  3. 2列目も倒す場合は、2列目の座面やヘッドレストが当たらないか確かめる
  4. 戻す時は、シートベルトの金具が挟まっていないか確かめてから起こす

スイッチの場所や電動の有無は、年式とグレードで違います。取扱説明書で確かめておきましょう。

『フルフラットにして車中泊したい』という方もいますよね。シートを倒した時に完全に平らになるかは仕様で違い、段差が残ることもあります。

車中泊の手順やマットの選び方はディスカバリーで車中泊で詳しく見ています。

3列SUVのライバルと比べると?

7人乗りのSUVは、ディスカバリーのほかにもボルボXC90、メルセデス・ベンツGLS、BMW X7、トヨタ ランドクルーザー300などがあります。

ディスカバリー本体の強みは、全車7人乗りで、3列目まで含めて家族で使う前提の作りになっていることです。一方で全幅2,000mmは、日本の道や駐車場ではかなり大きめのサイズです。

ライバルとの価格やサイズの比較はディスカバリーのライバル比較で並べています。

7人乗りで出かける時に気をつけたいこと

7人乗れる車だからこそ、フル乗車の日は少しだけ準備しておきたいところです。

フル乗車でも安心しやすいこと
  • 本体はD350(350PS・700Nm)のディーゼルで、人数が増えても力に余裕がある
  • 全車AWDで、雨の日や雪道でも走りやすい
フル乗車で気をつけたいこと
  • 車両重量が増えるので、タイヤの空気圧はラベルの値に合わせる
  • 荷室が狭くなるので、荷物の量を先に決めておく

タイヤの空気圧は、運転席側のドア開口部のラベルで確かめられます。サイズの話はディスカバリーのホイールとタイヤサイズにまとめています。

雪道やキャンプ場の未舗装路に行く家族旅行なら、走破性も気になりますよね。考え方はディスカバリーの走破性で解説しています。

サイズ全体の比較は、ディスカバリーのサイズ一覧で他の3列SUVとも並べています。

7人乗りが必要かどうかで、本体かスポーツかが決まる方も多いはずです。2車種の見積もりを並べて総額で比べる時は、ディスカバリーの値引き相場と交渉の順番も合わせて読んでみてください。

7人乗りで出かける時のチェックポイントの図解

本体かスポーツか、7人乗りで決めるなら

最後に、7人乗りの観点で2車種をどう選ぶかをまとめておきます。

こんな家庭なら向いている車
毎週のように3列目まで使うディスカバリー本体
5人乗りで十分、たまに祖父母を乗せる程度ディスカバリースポーツ(D200かP250で3列目パック)
7人乗りもPHEVも欲しい両立できない(スポーツのP300eは5人乗りのみ)
駐車場の幅に余裕がないディスカバリースポーツ(全幅1,905mm)

本体とスポーツの違いはディスカバリーとディスカバリースポーツの違いで、価格や燃費も含めて比べています。

よくある質問

ディスカバリーは何人乗りですか?

現行のディスカバリー本体(5代目・L462)は全グレード7人乗りです。ディスカバリースポーツは5人乗りが基本で、3列目パック装着時のみ7人乗りになります。

ディスカバリーの3列目に大人は座れますか?

本体は3列目にも大人が座れる3列SUVとして語られることが多い車です。ただ、身長や乗る時間で感じ方が変わるので、試乗で実際に座ってみてください。

ディスカバリースポーツのPHEVは7人乗りにできますか?

できません。P300e(PHEV)は7シートを選べないと公式に案内されています。7人乗りにするならD200かP250です。

3列目はフルフラットになりますか?

倒した時に完全に平らになるかは年式と仕様で違い、段差が残ることもあります。実車で倒して確かめておきましょう。

3列目を起こすと荷物はどれくらい載りますか?

荷室容量の数値はこの記事では断定していません。3列目まで起こすと奥行きが短くなるので、旅行の荷物が多い日はルーフボックスなども検討してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ディスカバリー本体は全グレード7人乗り(3列シート)
  • ディスカバリースポーツは5人乗りが基本、3列目パックで7人乗り
  • スポーツのP300e(PHEV)は7人乗りにできない
  • 本体の3列目は大人も座れる広さとして語られるが、試乗で確かめるのが確実
  • 3列目を使うと荷室は狭くなるので、荷物の量を先に考えておく
ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム 編集部

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