ディスカバリーのリセールバリュー|グレード・色・年式で売値はどう違う?

大小2台の高級SUVと査定用の書類が並んだ様子

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『ディスカバリーって、売る時にいくら残るんだろう』と気になって、なかなか決めきれない方も多いはずです。

結論から言うと、ディスカバリー(本体)もディスカバリースポーツも、国産の人気SUVと比べると値落ちは大きめと言われます。ただ、年式・走行距離・グレード・色の選び方で、手元に残る金額はかなり変わります。

買う前に何を選んでおけば、売る時に損しにくいのか。ここを数字と一緒に見ていきます。

目次

ディスカバリーのリセールは高い?低い?

先に結論
  • 本体もスポーツも、新車価格に対する残り方は国産の人気SUVより低めと言われることが多い
  • 買取相場は年式・走行距離・修復歴・時期・地域で大きく動き、1つの数字では言えない
  • 差がつきやすいのは「改良の前か後か」「走行距離」「整備記録」「色」

同じランドローバーでも、ディフェンダーやレンジローバーは中古で探す人が多いと言われます。ディスカバリーは、その2台ほど「この車じゃないと」という指名買いが多くないんです。

だからリセールは「どれだけ高く残るか」より、「どれだけ下がりにくくするか」で考えるのが現実的です。

まずは、2車種の基本を並べておきますね。このサイトでは、本体とスポーツの数字を混ぜずに書いています。

項目ディスカバリー(本体)ディスカバリースポーツ
現行の型5代目 L462(2027年モデル)L550(2026年モデル)
新車価格(税込)1,033万〜1,330万円724万〜1,071万円
パワートレインD350(3.0L直6ディーゼル)のみD200/P250/P300e
乗車定員7名5名(5+2で7名・P300eは不可)
全長×全幅4,985×2,000mm4,610×1,905mm
自動車税(年額)50,000円D200・P250 36,000円/P300e 30,500円

価格はランドローバー日本公式サイトのメーカー希望小売価格(2026年10月時点)です。どちらも別途、経済変動加算額176,000円(税込)が加わります。

ランドローバー ディスカバリーはなぜ安いと言われるの?

『新車で1,000万円を超えるのに、中古だとずいぶん安い』と感じた方もいますよね。

これにはいくつか理由があります。どれか1つではなく、重なって値段に出ていると考えてみてください。

新車価格が高いぶん、下がる金額も大きく見える

現行ディスカバリー(本体)のSは1,033万円です。この1割が下がるだけで、約103万円になります。

700万円台の車と同じ率で下がっても、金額で見ると下げ幅がずっと大きく見えるんです。

中古で買う人が修理費を気にする

輸入車は、保証が切れた後の修理費を心配する人が多いですよね。買う側が値段を抑えたがる分、買取店も高い値を付けにくくなります。

どこが壊れやすいと言われるのかは、ディスカバリーの故障しやすい箇所と修理費の目安で見ています。

車体が大きく、買える人が限られる

本体の全幅は2,000mmです。機械式駐車場の一般的な制限(全幅1,850mm)を大きく超えます。

『欲しいけど、うちの駐車場に入らない』という人が一定数いるため、中古で探す人の数そのものが絞られます。詳しくはディスカバリーは駐車場・洗車機に入る?で書いています。

比べられる相手が強い

本体は、ボルボXC90やメルセデス・ベンツGLE、BMW X5、トヨタ ランドクルーザー300と比べられることが多い車です。

中でもランドクルーザー300は、中古でも値が落ちにくいと言われる車です。その横に並ぶと、どうしても見劣りしやすくなります。

「安い」は中古で買う側にはうれしい話

値落ちが大きいということは、同じ予算で新しい年式や上のグレードを狙えるということでもあります。中古で選ぶ方はディスカバリーの中古車の選び方も見てみてください。

ディスカバリースポーツはなぜ安い?買取相場の傾向

ディスカバリースポーツも、同じ価格帯の輸入SUVの中では値落ちが早めと言われます。

理由の1つは、ライバルの多さです。BMW X1やX3、メルセデス・ベンツGLBやGLC、ボルボXC40やXC60、レクサスNXなど、700万〜1,000万円前後には選べる車がたくさんあります。

さらに、骨格を共有する兄弟のイヴォークもいます。中古で探す人の目がいろいろな車に散りやすいんです。

もう1つ大事なのが、2019年11月の大幅マイナーチェンジです。ここで新しいプラットフォーム「PTA」になり、外観もMHEV(マイルドハイブリッド)も変わりました。

そのため、同じディスカバリースポーツでも、2019年改良前の個体は値が付きにくい傾向があると言われます。

パワートレイン中身売る時に見られやすい点
D2002.0L直4ディーゼル+MHEV(WLTC 13.2km/L)走行距離、AdBlueなど整備の記録
P2502.0L直4ガソリンターボ(ハイオク)燃費を気にする人の目
P300e1.5L直3+モーターのPHEV(EVレンジ66.1km)駆動用電池の状態、充電ケーブルなど付属品

燃費とEVレンジはランドローバー日本公式サイトと国土交通省審査値です。P300eを考えている方は、ディスカバリースポーツのPHEV(P300e)は買いかも参考にしてみてください。

グレードで売値はどれだけ違う?残価率の考え方

『上のグレードを買えば、そのぶん高く売れる?』と思いますよね。

ここで出てくるのが残価率です。残価率は「売れた金額÷新車価格」のこと。上のグレードほど売値の金額は高くなりやすいですが、率まで大きく上がるとは限りません。

例えば、残価率が同じだとしたら、新車時のグレード差がどれだけ残るかを計算してみます。

車種グレード新車価格(税込)残価率50%と仮定した時
本体S(D350)10,330,000円5,165,000円
本体TEMPEST(D350)13,300,000円6,650,000円
スポーツDYNAMIC S(D200)7,740,000円3,870,000円
スポーツLANDMARK(D200)8,740,000円4,370,000円

50%は計算のための仮の数字です。実際の相場ではありません。

この計算だと、本体のSとTEMPESTの差は新車時の297万円から148.5万円に縮みます。上のグレードに足したお金は、率が同じでも半分しか戻らない計算です。

本体とスポーツのグレード別新車価格と仮の残価率で計算した売値

ただ、TEMPESTのパノラミックサンルーフやMERIDIANサウンドのような装備は、中古で探す人に好まれやすいとも言われます。グレード選びは「売る時」より「乗っている間に使うか」で決めるのがおすすめです。

グレードごとの装備の違いはディスカバリーのグレードの違いにまとめています。

新車時のオプションの付けすぎに注意

後から足したオプション代は、売る時にほとんど戻らないことも。リセールのためにオプションを足すのは、元が取れないと考えておきましょう。

色と年式で売値はどう変わる?

色は「探す人が多い色」が有利

一般的に、白や黒の定番色は探す人が多く、買取でも好まれやすいと言われます。

ディスカバリー(本体)の2027年モデルなら、代表色はフジホワイト、タスマンブルー、サントリーニブラック、カルパチアングレイの4色です。ディスカバリースポーツはフジホワイト、サントリーニブラック、カルパチアングレー、アイガーグレーなどがあります。

『好きな色にしたいけど、売る時が心配』という方もいますよね。

色の差は、年式や走行距離の差ほど大きくならないことが多いです。何年も乗るつもりなら、好きな色を選んで満足して乗る方が後悔は少ないはずです。

色ごとの特徴はディスカバリーの色は何色ある?で見ています。

年式は「大きな改良の前か後か」が分かれ目

年式で差がつきやすいのは、大きな改良の前後です。中身が変わった後の個体ほど、中古で選ばれやすくなります。

車種分かれ目になる改良改良後に変わったこと
本体2020年発表の大幅改良(2021年モデル)3.0L直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド、11.4インチのPivi Pro
スポーツ2019年11月の大幅マイナーチェンジPTAプラットフォーム、外観刷新、MHEV導入
スポーツ2025年6月受注の2026年モデルDYNAMIC S/LANDMARK/METROPOLITANへ刷新、P300eを全グレードに設定
ディスカバリー本体とディスカバリースポーツで売値の分かれ目になる改良の年表

走行距離は、年1万kmくらいが目安と言われます。それより大きく伸びている場合は、査定で差がつきやすいと考えておきましょう。

売る時に損しないためにやっておくこと

ここが大事なところです。同じ車でも、売り方しだいで提示額は変わります!

売る前の準備
  1. 整備記録簿・取扱説明書・スペアキーをそろえておく
  2. 警告灯が点いていないか、AdBlueが減っていないかを確かめておく
  3. 社外パーツに替えている場合は、純正パーツも一緒に出せるようにしておく
  4. 1社だけで決めず、複数の買取店に査定してもらって比べる
  5. 新車の値引きと下取り額を、見積書の上で分けて見る

例えば、ディーラーで乗り換えの相談をしている場面です。

「下取りは、この金額が精いっぱいです」
「ほかの買取店でも見てもらってから決めてもいいですか?」

こう言えるのは、ほかの金額を知っている時だけなんです!

今のディスカバリーにいくら付くかを先に知っておくと、下取りの金額が高いのか安いのか判断しやすくなります。

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車への乗り換えを考えている方は、値引きと下取りを混ぜない交渉の順番をディスカバリーの値引き相場と限界額でまとめています。

買う時からリセールを意識するなら

『どうせなら、売る時のことも考えて買いたい』という方に向けて、選び方の目安をまとめておきますね。

売る時に不利になりにくい選び方
  • 大きな改良の後の年式を選ぶ
  • 白・黒など定番の色を選ぶ
  • 整備記録が残る形で乗る
  • 純正パーツを手元に残しておく
売る時に不利になりやすい選び方
  • 改良前の年式を新車に近い値段で買う
  • オプションを大量に付ける
  • 点検の記録が抜けている
  • 社外パーツに替えて純正を捨てる

リセールは大事ですが、それだけで車を選ぶと『結局乗りたい車じゃなかった』となることも。乗っている間の維持費も合わせて考えたい方は、ディスカバリーの維持費は年間いくら?もあわせて見てみてください。

よくある質問

ディスカバリーの買取相場はどれくらいですか?

年式・走行距離・修復歴・グレード・時期・地域で大きく変わるため、1つの金額では言えません。今の車の金額を知りたい時は、複数の買取店に査定してもらうのが確実です。

ディスカバリーとディスカバリースポーツでは、どちらがリセールに有利ですか?

どちらも値落ちは大きめと言われ、一概には言えません。本体は新車価格が高いぶん下がる金額が大きく見え、スポーツはライバル車が多い価格帯にいる点が売値に影響しやすいです。

残価率とは何ですか?

売れた金額を新車価格で割った割合です。上のグレードほど売値の金額は高くなりやすいですが、率まで上がるとは限りません。

ディスカバリースポーツのP300eは売る時に不利ですか?

不利と決まっているわけではありません。ただ、中古で買う人は駆動用電池の状態や保証の残りを気にすることが多いため、点検の記録と充電ケーブルなどの付属品をそろえておくと安心です。

色でどれくらい売値が変わりますか?

白や黒などの定番色が好まれやすいと言われますが、年式や走行距離ほど大きな差にはならないことが多いです。長く乗るなら好きな色を選ぶのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • ディスカバリー(本体)もディスカバリースポーツも、値落ちは国産の人気SUVより大きめと言われる
  • 本体は新車価格が1,033万円からと高く、全幅2,000mmで買える人が限られることが売値に出やすい
  • スポーツは2019年11月の改良前後で中身が変わり、改良後の個体が選ばれやすい
  • グレード差は売る時に縮むので、装備は乗っている間に使うかで選ぶ
  • 売る時は記録簿・純正パーツをそろえ、複数の査定を比べる
ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム

ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム 編集部

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