当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
『ディスカバリーって、やっぱり壊れやすいの?』と気になっている方も多いはずです。買う前でも、乗っている今でも、故障の話は不安になりますよね。
結論から言うと、故障が出やすいのは「エアサス」「電装まわり」「ディーゼルの排ガス装置」の3つです。どこが壊れやすいかを知って、定期点検で早めに見つければ、修理費が大きくなる前に手を打てます。
この記事を読むと、ディスカバリー本体とディスカバリースポーツそれぞれの注意点と、警告灯が点いた時の動き方が分かります。
ディスカバリーは本当に壊れやすい?
「輸入車は壊れる」という話はよく聞きますよね。
ただ、ディスカバリーだけが特別に壊れやすいわけではありません。今の車は電子制御の部品がとても多いので、センサーやバッテリーの小さな不調が、警告灯や不具合として表に出やすいんです。
このサイトは、2つの車を扱っています。故障の話も車種で分けて読んでみてください。
| 車種 | 現行の世代 | 日本での節目 | パワートレイン(現行) |
|---|---|---|---|
| ディスカバリー(本体) | 5代目(L462) | 2017年発売・2020年発表の大幅改良で直6ディーゼル化 | D350(3.0L直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド) |
| ディスカバリースポーツ | 初代(L550)のみ | 2015年導入・2019年11月に大幅改良 | D200・P250・P300e(PHEV) |
本体とスポーツでは、骨格もエンジンも違います。本体の現行はD350だけ、スポーツは2.0Lのディーゼルとガソリン、それに1.5LのPHEVです。
- 本体で気をつけたいのは、エアサス装着車の足まわりと電装
- スポーツはエアサスの設定がないので、足まわりより電装とエンジンまわりを見る
- ディーゼル(本体D350・スポーツD200)はAdBlueと排ガス装置の警告に注意
- どちらも12Vバッテリーの弱りが、いろいろな警告の引き金になりやすい

ディスカバリー本体で故障しやすい箇所は?
ここではディスカバリー本体(5代目・L462)の話をします。
『大きくて重い車だから、足まわりが心配』という方も多いですよね。実は、その感覚は当たっています。
エアサスペンション(装着車)
本体にはエアサスを装着した車があります。現行のグレードごとの標準・オプションは公式で確かめきれていないので、自分の車の仕様は車検証や販売店で確かめておきましょう。
エアサスは、空気の袋とコンプレッサーで車高を上げ下げする仕組みです。年数が経つと、空気漏れやコンプレッサーの疲れが出てきます。
- 一晩停めておくと、車体の片側だけ下がっている
- 車高調整のエラー表示が出る
- エンジンをかけた後、コンプレッサーの音が長く続く
- 乗り心地が急に硬く、または不安定になった
先代までのディスカバリー3・4もエアサスの不調が話題になりやすい車でした。旧型の注意点はディスカバリーの旧車(初代〜4代目)を買う前にで詳しく書いています。
電装とインフォテインメント
ナビ画面が固まる、再起動を繰り返すといった声もあります。2021年モデル以降の本体はPivi Pro(11.4インチタッチスクリーン)です。
画面まわりの不調は、ソフトウェアの更新やリセットで直ることも多いんです。対処法はディスカバリーのPivi Pro・CarPlay・ナビにまとめています。
中古で2020年の改良前を選ぶ時
中古のディスカバリー本体には、2020年発表の大幅改良より前の年式も多く出回っています。改良前はエンジンも画面も今と違うので、同じ「5代目」でも部品や症状は別物と考えておきましょう。
『同じ5代目なら、どの年式でも同じでしょ?』と思いがちですよね。
ところが、エンジンが違えば点検のポイントも変わります。中古で選ぶ時は、点検記録簿でエアサスやエンジンまわりの整備歴がそろっているかを見てみてください。狙い目の年式はディスカバリーの中古車の選び方で詳しく書いています。
ディスカバリースポーツで故障しやすい箇所は?
次はディスカバリースポーツ(L550)の話です。
スポーツには電子制御エアサスの設定がありません。足まわりはコイルスプリングなので、エアサス特有のトラブルは心配しなくて大丈夫です!
その代わり、気にしたいのは次のようなところです!
| 箇所 | 出やすい症状 | 関係するモデル |
|---|---|---|
| 12Vバッテリー | エンジンがかからない・警告が一度に出る | 全モデル |
| 48Vマイルドハイブリッド | ハイブリッド系の警告表示 | D200 |
| 排ガス装置(DPF・AdBlue) | 排ガス系の警告・出力制限 | D200 |
| PHEVの充電まわり | 充電できない・充電系の警告 | P300e |
| タッチスクリーン | 画面が固まる・Bluetoothがつながらない | 全モデル |
『ディスカバリースポーツは壊れる』という声を見て、不安になった方もいるかもしれません。
ただ、症状の多くは電装やソフトウェアの小さな不調です。エンジンや変速機の大きな故障とは分けて考えたほうが、落ち着いて判断できますよ。
PHEVのP300eは、充電まわりの不調にも気をつけたいところです。家の充電器か車側か、どちらの問題かで相談先が変わります。
例えば、こんな順番で確かめてみてください。
- 別の充電器や充電スポットでは充電できるか
- 充電ケーブルの差し込みが奥まで入っているか
- メーターや画面に充電系のメッセージが出ていないか
スポーツは2019年11月の大幅改良で、骨格がPTAに変わり、マイルドハイブリッドも入りました。中古で選ぶ時は、改良前か後かで部品も症状も変わるので、年式を車検証で確かめておきましょう。
エンジン警告灯が点いたらどうする?
ここが一番あわてやすい場面ですよね。
警告灯は、色でおおまかな緊急度が分かります。細かい意味は車種と年式で違うので、取扱説明書の警告灯の一覧で確かめるのが確実です。
| 色 | おおまかな意味 | 動き方 |
|---|---|---|
| 赤 | すぐに対応が必要 | 安全な場所に止めて、ロードサービスか販売店に連絡 |
| 黄(オレンジ) | 点検が必要 | 走れる状態でも、早めに販売店で診断を受ける |
| 緑・青 | 作動中のお知らせ | 故障ではないことが多い |
例えば、走っている途中で黄色のエンジン警告灯が点いたとします。
「このまま家まで帰っても大丈夫?」<br>「異音や振動がなければ、まずは販売店に電話して指示をもらうのが安心です」
こんなふうに、自分で判断しきらずに相談するのが一番の近道なんです。
- 警告灯の色と、メーター内のメッセージを確かめる
- 赤なら安全な場所に止める。黄なら異音・振動・においがないかを確かめる
- 警告灯とメッセージをスマホで撮っておく
- 販売店かロードサービスに連絡し、指示を受ける
取扱説明書の探し方や、警告灯の一覧の見方はディスカバリーの取扱説明書の見方とよく使う設定にまとめています。
ディーゼルのAdBlueと排ガス装置の警告
本体のD350も、スポーツのD200もディーゼルです。どちらもAdBlue(尿素水)の補充が必要な車なんです。
AdBlueは、排ガスをきれいにするために使う液体です。残りが少なくなると警告が出ます。補充しないまま走り続けると、エンジンを再始動できなくなることもあるんです。
- AdBlueの残量が少ない、または品質の異常を知らせる表示
- 排ガス浄化装置(DPF)にススがたまったことを知らせる表示
- 近所の買い物など、短い距離ばかりだとDPFのススがたまりやすい
『AdBlueの警告が出たら、すぐ故障?』と心配になりますよね。
残量の警告なら、補充すれば消えることがほとんどです。補充の時期と手順はディスカバリーのAdBlue補充の時期・費用と警告で詳しく書いています。
修理費の目安はどれくらい?
修理費は、壊れた部品と、どこで直すかで大きく変わります。部品代と工賃の金額は時期や販売店で違うので、ここでは「大きさの目安」で見ておきます。
| 費用の大きさ | よくある例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 小さい | 12Vバッテリー・ワイパー・電球・センサー1個 | 消耗品の交換に近い |
| 中くらい | ブレーキまわり・タイヤ4本・エアサスの部品1か所 | 見積もりを取ってから決める |
| 大きい | エアサスのコンプレッサー・排ガス装置・エンジンや変速機の部品 | 保証の対象か、車を手放すかも含めて考える |
実は、同じ修理でも、正規ディーラーと輸入車の専門店では見積もりが変わることがあります。保証期間が残っているなら、まずは正規ディーラーで保証の対象かを確かめてみてください。
- 保証やリコールの対象かをその場で確かめられる
- 専用の診断機で原因を探せる
- 工賃は高めになりやすい
- 混んでいると入庫まで待つことがある
『修理費が高すぎて、直すか迷う』という時もありますよね。
年式が古く、大きな修理が重なってきたなら、直す前に今の車にいくら付くかを知っておくと判断しやすくなります。修理の見積もりと、売った時の金額を並べてみるんです。
ディスカバリー/ディスカバリースポーツ買いたいドットコム
ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ディスカバリー/ディスカバリースポーツの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
売る時の価格の考え方はディスカバリーのリセールバリューにまとめています。
リコールの調べ方と、故障を減らすコツ
リコールは、メーカーが国土交通省に届け出て、無料で直してくれる制度です。自分の車が対象かどうかは、車台番号で調べられます。
- 車検証の「車台番号」を手元に用意する
- 国土交通省のリコール情報検索か、正規ディーラーで照会する
- 中古で買った車は、前の持ち主の時の対応が済んでいるかも確かめる
中古で選ぶなら、点検記録簿がそろっているかも大事です。保証付きで買いたい方はディスカバリーの認定中古車(APPROVED)は買いかも見てみてください。
故障を減らすには、次のことを続けるのが効きます。
- オイル交換を時期どおりに行う(ディスカバリーのオイル交換の時期・量)
- 短い距離ばかりでなく、ときどき長めに走る(ディーゼル)
- 乗らない期間が長い時は、12Vバッテリーの弱りに気をつける
- ソフトウェアの更新を、点検のたびに販売店で確かめる
点検をこまめに受けるほど、故障は小さいうちに見つかります。

よくある質問
ディスカバリーは故障が多い車ですか?
特別に多いとは言えません。ただ、電子制御の部品が多いので、センサーやバッテリーの小さな不調が警告として出やすい車です。本体はエアサス装着車の足まわり、ディーゼルはAdBlueと排ガス装置に気をつけてみてください。
ディスカバリースポーツのエンジン警告灯が点きました。走っても大丈夫ですか?
赤ならすぐに安全な場所に止めてください。黄色で異音や振動がなければ、販売店に電話して指示をもらうのが安心です。
ディスカバリースポーツにエアサスはありますか?
ありません。足まわりはコイルスプリングです。エアサスの心配があるのはディスカバリー本体の装着車です。
リコールの対象かどうかはどう調べますか?
車検証の車台番号を使って、国土交通省のリコール情報検索か正規ディーラーで確かめられます。
修理費が高い時はどうすればいいですか?
保証の対象かを正規ディーラーで確かめ、必要なら専門店の見積もりも取って比べてみてください。年式が古い車なら、売った時の金額と比べて判断する方法もあります。
まとめ
- 故障が出やすいのは、エアサス(本体の装着車)・電装・ディーゼルの排ガス装置
- ディスカバリースポーツにはエアサスの設定がない
- 警告灯は色で緊急度が分かる。赤は止める、黄は早めに診断
- 修理費は部品とお店で変わるので、見積もりを並べて決める
- リコールは車台番号で調べられ、対象なら無料で直る
警告灯の一覧やよく使う設定は、取扱説明書の見方と一緒に確かめておくと安心です。値引きや買い替えの相談をする時はディスカバリーの値引き相場と限界額も見てみてください。




コメント